AJYSYTZ 1st Full Album
Unknown Nostalgia
Comments / アルバムへのコメント
アイシッツに縁のあるアーティスト、作曲家、映画監督 ..etc の皆さまからアルバムへのコメントをいただきました。(敬省略)
初めて彼らの音楽に触れれば、誰だってきっとそう思う。 この歌は誰だ?と。
だがそれもきっとこのバンドが「聞き手が歌に集中出来る場」を創っているのだろう。類い稀なる才能を持ったボーカルLUNAとバンドの奏でる楽曲は、音楽が世界を創るという想像をいとも容易く成し遂げている。
AJYSYTZ初のフルアルバムとしての想いが丸ごとコンパイルされたこの作品を、手に取るあなたの両の手でしっかりと包み込むように聞いてほしいと切に願う。
こんなにコメントを考えるのが楽しい音源は稀でした。人生を彩り、景色を彩り、世界を塗り替えるポップ。
耳に、心に、スッと自然に入ってくる温かい音だけど、細部まで緻密に練り上げられた音像は巨大な飴細工のよう。
時に優しく、時に鋭利なLunaさんの歌声を聴いていると、音というのは空気を振るわせる事で聴こえるんだぁとあらためて実感しました。
あなたと私、
重なるのはどんな場所で?
過去?この今?それとももっと先の可能性の中…?
それとも。
それをもう私たちは知っているし、
問いを投げかけたその鏡には、最初から答えが宿っていたんだ。
彼女が歌うのはそんな美しい世界の断片。
彼女が世界を見つめた瞬間、世界は音楽になる。
慰めではない、新しく踏み出す一歩を祝福するノスタルジア。
瑠奈ちゃんに初めてお仕事で声を入れてもらった時、 「こんな素敵な声なら、こうアレンジしたら映えるだろうなぁ、 こんなジャンルも合うかも・・・」などと勝手に考えてたら AJYSYTZで全部カタチになってました。
透明にして秀逸。
単に「瞑想」的性質を持ったアンビエントとしてこのアルバムを語るのは音楽家として浅はかである。
音が紡ぎ出す引力、溢れ出すエレジー。
韻律のレヴェルに慣れるより、まずは、近づいてみたい。
瑠奈ちゃんの声に一耳惚れし、男子新体操の楽曲に参加してもらいました。
そして瑠奈ちゃんの歌はアスリートである我々の演技をアーティストに変えてくれました。期待以上でした。
「Unknown Nostalgia」とは、何と的を射たタイトルなのだろうか。
生活感に即したノスタルジーでも、懐古趣味的なノスタルジーでもなく、もっと壮大な、未知のノスタルジー。遥か未来から現在を感じるような、現在から遥か原初的なものを感じるような……。
大学近くのカフェを異世界に変えていたインパクトある歌声と、その主である「五阿弥瑠奈」というインパクトある名前に出会って、10年。彼女達はずっと「Unknown Nostalgia」を感じる楽曲を作り続けてきた。その間、僕はそれらの楽曲を自分の映画を彩るサントラとして使用させて貰っていた。贅沢な話だ。そして、このアルバムは日々を彩るサントラになるだろう。贅沢な話だ。
『Unknown Nostalgia』のCDをプレイヤーにのせて、はじめからおわりまで聴いた。
それから、『Stream Story』を聴き、『I know you, you know me.』、『ノイ』と続けた。
思い出をぽつりぽつりと思い出す。
そのまま、またおわりまで聴いていた。
人生は映画のようではないかもしれない。
けれど、アイシッツが流れている時、世界は映画のように見える。
素敵なアルバムが出来たね、うれしいな。
オイラの映画でかかってほしい曲があるんだ。
また、相談に行くよ。
木や草に宿った雫の中に見えた世界
庭に咲いたダリアの花びらの陰で笑いさざめく妖精たちの声
昔幼かった頃見えていたもの聞こえていた音
すっかり忘れていた世界を思い出させてくれる音が私には聞こえました
キラキラと風景を彩る万華鏡のように秀麗な音楽。